BS隊 20160423-24 一泊野営・防災・国旗

42324日は班キャンプからの隊集会でした。全日程参加できる4年目スカウトがいなかったため、3年目スカウトが中心です。

 

班キャンプでは各班、夕食前に2級挑戦ハイクや新人訓練の時間をしっかり確保するために、設営が楽なスクート(ドーム型テント)でしたが、普段はA型テントで訓練をしているためか、スクートの取扱いに戸惑っている12年目スカウトもいたようです。

どんなテントでも、「しわが寄らない様に綺麗に建てる」のは共通ですから、基本をしっかり押さえれば知らないテントでも建てられると自信を持ちましょう。

 

24日の隊集会は、前日夜からの雨が残る中、防災と国旗についてです。

はじめに熊本地震をうけて防災について改めて各班で話し合いました。

普段から災害に備えて用意していること、いざ災害が起こったらどうするかなど、家庭毎に非常食や水の備蓄・緊急時に落ち合う場所など事前準備についての情報交換をするとともに、火災や地震・津波の危険性がある時の避難方法や災害伝言ダイヤルなど、スカウト同士で防災についての再確認をしてました。

また熊本地震に対し今自分たちにできることを話しあい、被災地に直接ボランティアに行くことが難しい中、「自分で募金すること」「募金活動を行うこと」で遠くからでもできる支援をしたいと言っていました。

訓練で得た「いきる力」をどう使うかをイメージすることで、ひとつひとつのスキルが「ちかい」と「おきて」の実践に繋がることでしょう。

 

雨が上がった後は、国旗の取り扱い方やセレモニーでの掲揚について訓練しました。

国際交流の機会の多い鎌倉2団では、国旗を併揚する機会も登場します。ゲストとホストの旗の位置関係など相手国への思いやりを学んでいました。

掲揚訓練では、年長スカウトが最初に見本を見せ、続いて下のスカウトが練習しました。4年目スカウトが受験で集会に出席できないと、12年のスカウトが副手(場合によっては正手)を務める機会も増えてきます。待っているスカウトも「そこ違う」「大きく一歩」など声をかけながら一緒にイメージトレーニングをしているようでした。

 

閉会セレモニーでは早速覚えたことを実践していましたが、これまでよりも堂々と信を持ってできていたように感じます。